2013-01-20 闇に笑う。 いったい どれだけの年月が経ったのだろう 古びた紋様をみて怯えた子供は 疾うの昔に旅立った 何億もの雲が 陽の光をさえぎり 何百もの蝶が 羽を休めた いったい どれだけの人が 泣いたのだろう時代ごとに悲劇があった たんまり儲ける人もいたが 愛のある人より 幸せだったとは言えない いったい誰が 生きていたというのだろうみな 闇の中に沈むというのに 『饕餮文』 Tao-tie