“麻舎”の展覧会を開きます。

 長らく、更新を怠っておりました。(スミマセン)
 その間、着々と準備を進めて参りましたが
 
 来月、二年ぶりの「麻舎」展覧会を行いますっ


  会のタイトルは
       

 
                          です。


  私たちの手元には いつも“愛しい”布と糸があり

   その手触りとぬくもりを感じながら、刺繍という手法による作品を編み出してまいりました。

  
 文明は 一本の糸から始まったと言っていいかもしれません。

  自然から繊維をいただき、糸を縒り、布を編む。

   すべては そこから始まっているのではないでしょうか。


  そして、どんなに世の中が進んで、あらゆる表現がモニター上に

     描かれるようになってしまっても

    なおもわたしたちは変わらず、布と糸を手にしているのです。


  この確かな存在感。 いかようにも形を変え、ある時は優しく肌に寄り添い、

   ある時は命綱となって 人を繋ぐ。



  これほど柔軟で、力強いマチエールが 他にあるでしょうか。




   本展覧会では、女性のささやかな手仕事の数々の中に

    そんな強さと優しさを感じていただけたら、と思います、



                  「からすうり」(一部)



   北九州市立美術館 市民ギャラリー アネックスにて

     2014 10/21 〜10/26まで  9:30〜5:30(最終日は4:30まで)
  

     麻舎一同、心よりお待ちしております